読書感想文

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05-2/9 (水)   carrion crow の50冊

 作家あたり1冊、もしくは 1作品。
思いついた順。 シリーズのどの作品が好きだったか忘れちゃった本は、末尾に(シリーズ)と書いてあります。

1 火浦功 「たたかう天気予報」
2 古橋秀之 「ブラックロッド」
3 レイモンド・チャンドラー 「長いお別れ」
4 ウイリアム・ギブスン 「ニューロマンサー」
5 ダシール・ハメット 「赤い収穫」
6 ブルース・スターリング 「タクラマカン」
7 テリー・ビッスン 「世界の果てまで何マイル」
8 小野不由美 「月の影・影の海」
9 白倉由美 「夢からさめない」
10 吉岡平 「無責任艦長タイラー」(シリーズ)
11 ロジャー・ゼラズニィ 「光の王」
12 ジョージ・アレック・エフィンジャー 「重力の衰える時」
13 長谷敏司 「Toy Soldier」 (単行本未収録)
14 ニール・スティーブンスン 「スノウ・クラッシュ」
15 田中哲也 「大久保町の決闘」
16 佐藤友哉 「クリスマス・テロル」
17 乙一 「GOTH」
18 森博嗣 「スカイ・クロラ」
19 ジャック・ヒギンズ 「鷲は舞い降りた」
20 神林長平 「戦闘妖精・雪風」
21 大原まり子 「ハイブリッド・チャイルド」
22 小田嶋隆 「パソコンゲーマーは眠らない」
23 俵万智 「俵万智のハイテク日記」
24 佐貫亦男 「飛行機・ロケット」 (学研の図鑑)
25 サン・テグジュペリ 「夜間飛行」
26 ローレンス・ブロック 「八百万の死にざま」
27 岡部ださく 「世界の駄っ作機」
28 加納朋子 「魔法飛行」
29 牧野修 「MOUSE」
30 高野史緒 「架空の王国」
31 滝本竜彦 「ネガティブ・ハッピー・チェーンソーエッジ」
32 ルーディー・ラッカー 「ソフトウェア」
33 スタニスワフ・レム 「虚数」
34 古処誠二 「UNKNOWN」
35 森岡浩之 「星界の紋章」
36 上遠野浩平 「あなたは虚人と星に舞う」
37 スティーブン・ジェイ・グールド 「ワンダフル・ライフ」
38 ジョナサン・ワイナー 「フィンチの嘴」
39 増子二郎 「ポストガール」
40 荒俣宏 「帝都物語」
41 庄司卓 「ダンシング・ウィズ・ザ・デビルス」
42 青木茂 「第二次世界大戦 ヨーロッパ戦線ガイド」
43 野原茂 「図解 世界の軍用機史」
44 渓由葵夫&河野嘉之 「第二次世界大戦奇想天外兵器」
45 北野勇作 「昔、火星のあった場所」
46 矢作俊彦 「あ・じゃ・ぱん」
47 秋山瑞人 「イリヤの空」
48 スー・グラフトン 「アリバイのA」 (シリーズ)
49 赤川次郎 「三毛猫ホームズの推理」(シリーズ)
50 舟崎克彦 「ぽっぺん先生と笑うカモメ号」 (シリーズ)

05-2/10 (木)   読書と何の関係もないけど

 うははは。笑った。

05-2/11 (金)   世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」  村上春樹:著  新潮文庫

 勧められたので読んだ。面白かったよ。
「世界の終わり」は、小学生の頃読んだ児童書を思わせる雰囲気。「ハードボイルドワンダーランド」は、他に形容しがたいほどにハードボイルドそのもの。どちらの雰囲気も好みでした。

でも、この話を「サイバネティクスの話」って言って勧めるのはどうよw

05-2/15 (火)   涼宮ハルヒの溜息」  谷川流:著  角川文庫

 なんか今さら読んだ。
前作と似たような流れで、面白いけど特に感想を言うような話でもない。強いて言えば、しゃべる猫を飼ってみたい、とか。シャミセンをレギュラーキャラクターにするのも一興だったんじゃないかしら。

後書きのマガモの話が面白かった。

05-2/16 (水)   委員長お手をどうぞ 1」  山名沢湖:著  双葉社

 ようやっと入手。
風紀>学級,図書>体育副,保健,美化

……と、言ったらKAOLU に「気恥ずかしいヤツめ」と言われるの巻。(詳細略)

05-2/17 (木)   猫と写真の時間」  藤田一咲:著  えい文庫

 猫の写真集。
そしてその実、写真論の本。最初は写真が目当てで買ったのに、読んでるうちに文章の方が面白くなってきた。収録されてる写真のほとんどが 50mm か 100mm で撮ってるのか…。

05-2/18 (金)   雲のむこう、約束の場所」  DVD

 前に見た映画のDVDが届きました。
考えてみるとアニメのDVDを買ったのって初めてだな。とりあえず映像特典として収録されているパイロットフィルムを何度も見て満足(笑) 映画館で見たばっかりなので、本編を見返すのは後ほど、また。

05-2/22 (火)   文車館来訪記」  冬目景:著  講談社

 こんなのあったんだ。
本屋で見つけて購入。カラー作品。

 生き人形っっ……!!!

 いや、それはともかく…。
全体としては良いとは思いますが、ラスト7話の締めくくり方は連作短編としてはどうなんでしょ。一本の中編ならともかく、連作でこれだけ世界を作っておいて、締めくくりはコレだと拍子抜け感がねぇか? おまけの描き下ろしは好き。白黒だけど。

05-2/23 (水)   EDEN 12」  遠藤浩輝:著  講談社

05-2/24 (木)   王立宇宙軍〜オネアミスの翼〜」  LD

 近所のリサイクルショップで購入。500円也。
リサイクルショップっつーより、ほとんど「ゴミ倉庫」みたいなところでしたが………。

 ま、それはさておき、
この作品、個人的には小学生の時にテレビで見て、高校の時に友達が持ってきたLDで見て、今回で見るのはたぶん3回目……のはずなんだけど、前回見たときのことはほとんど覚えておらず。 正直言ってフィクション内でさえ「宗教ネタは勘弁」と思うくらい宗教嫌いなので、ヒロインの存在は徹頭徹尾無視して見たけど、それはそれで見られる感じではあったわな。たとえヒロインが宗教かぶれでなくても、主人公がラストシーンで口にする台詞のような心境に至るのに十分な気もする。 打ち上げシーンでのメカモノ/軍モノ的な怒濤の盛り上がりがあってなお、ラストシーンの台詞が印象に残るというのは、なかなかのモノだと思った。

色々な意味で、ありきたり(かつ投げやり)ではあるけれど、心が洗われるような作品でした。はい。

05-2/25 (金)   夕凪の街 桜の国」  こうの史代:著  双葉社

 EDENを買いに行ったとき、
本屋のレジの横に積んであったのを見つけ、ここんところネットで話題になってたような気がしたので、ついでに購入。帯によると「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 大賞受賞」だそうですよ。

 で、読んでみるとですね。
これが、泣けること。 内容はあんまり説明したくないです。 読んでみて下さい。

05-2/26 (土)   CYNTHIA THE MISSION 1」  高遠るい:著  ゼロサムコミックス

 高遠るい=しとね、の初単行本。はげ。
こうして友人が出世していくのを見ると、感慨深いものがあるわ。普通に面白い格闘漫画でキャラクター漫画でギャグ漫画だと思うんだけど、所々で「ふっ」と、高校の教室で友達の与太を聞いてるような懐かしい気分になってしまう。

 ストーリー、格闘漫画として面白いのは、やっぱり「魔弾のアラヤ」かな。「これはあの日の続きだ」ってのが、ベタな気もするけどすごい好き。オチも中々さわやかで。キャラクター漫画としては2話の娘がカワイイよね。やっぱりベタだけど。

 あと「空飛ぶ猫のミイラ」か。
さすがにこんなネタかます人は他にいないだろうな……。かわいらしぃけど……。

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Akiary v.0.51