読書感想文
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05-3/7 (月) 「バッテリー」 あさのあつこ:著 角川文庫
評判イイので借りて読んだ。
なんつーか、感じ悪っ。 主人公の人柄が、「天才」で「冷酷」な「子供」って、いーかにもステレオタイプ。 で、たぶんこの後は「人との関わりの中で成長していく」みたいな話になるんじゃねーの? けっ。 そういう「子供を見世物にする」みたいな話は嫌いだ。 そんな子供は大人の思い通りに育つんかい。
……と思ったら、
作者が後書きで、ピッタリそういうことを書いていた。あらあら。とりあえず続きを読んでみてから考えるか。 でも、「普段本なんか読まないやつが買うからベストセラーになるわけで、したがってベストセラーにろくなものは無い」と、むかし言われたことがあるんだけど、な〜んとなくそんなことになるような悪寒。
05-3/11 (金) 「鏡姉妹の飛ぶ教室」 佐藤 友哉:著 講談社
やっと読み終わった。
語り口こそいかにも佐藤友哉だけど、ストーリーは思ったよりも普通に感じた。
05-3/12 (土) 「弩月万罪」 しとね:著
原作知らんとワケわからん。
けどまぁ、なんとなく原作を見てみたくなるくらいには面白かったわ。
「空に星が見える話」と「アロワナを釣る話」と……
(確認するつもりだったんだけど、引越荷物のどこかにまぎれちゃった)
05-3/13 (日) 「鉄腕バーディー 8」 ゆうきまさみ:著 小学館
05-3/27 (日) 「ドラえもん プラス 1」 藤子・F・不二雄:著 小学館
単行本未収録作品集。
半分かたは「ぼくドラえもん」の付録として収録されたものとダブっている。小学館の商売の仕方はともかく、未収録作品がちゃんとした単行本に収録されるのは喜ばしいことである。 本音を言えば、そろそろ無検閲版の「全集」が出てしかるべき段階に来ているとは思うのであるが。
05-3/28 (月) 「もっけ 4」 熊倉隆敏:著 講談社