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030331  「イリヤの空、UFOの夏。 1〜3  秋山瑞人:著  電撃文庫
 うまいなぁ。
要素要素は実にオーソドックスな作りなんだけど、正攻法でここまで読ませるのはやっぱり腕なんだろう。
  
030330 国境を越えると  
 田舎だった。
いや、失礼。研究室の後輩(全員男)と春スキーに行って参りました。夜行バスで一泊三日、という企画はいくら何でも若すぎるのではないかと思いましたが、スキーは意外と楽しめました。スキー以外何一つ出来ませんでしたが(御土産も買えなかった)。で、私はサトシュンの弟子なので、行きが夜行で景色が見えなかった分、帰り道くらいは景色を見て土地の風物を感じなければいけないと思ったのであります。ところが、道を歩く人影は少なく、天気は曇りだし、季節外れの観光施設はことごとく寂れており、看板はことごとく錆びて色あせていて、スキー帰りで疲労困憊してるし、屋根をトタンに葺き替えた日本家屋がぱらぱらと建っていて、休暇はこれで終わりだし、自動車はほとんど軽自動車で、色々な条件が重なってとてもうら悲しい気分になってしまいました。ふと思い立って電話(PHS)を見ると、意外にも電波が入っていました。思わず、このアンテナが消えないで欲しいと、画面を見つめ続けてしまいました。 ちょっと冴えない絵だったと思います。

 ああそれと、
スキーしかできないだろうとカメラを持って行かなかったんですが。後悔しました。いかなる場所にも被写体は存在する物です。バスに乗る前に、集合場所の横浜駅周辺でこのカメラ買っていこうかどうしようか迷ったんですが、残金が5000円を割り込むのが怖くて日和ってしまったのが痛恨。 今後はジャーナリストとして(?)、いついかなる時もカメラを携帯することを誓います。

 ちなみにスキー自体は、
本州では北海道のようなわけにはいかないという、実に当たり前の結論を得るに至りました。もう雪がジャリジャリでね。
 
030328 横浜にて  
 所用で横浜駅に。
ちょうど県知事選挙が始まっており、看板を見たら「たじまようこ」が出馬していた。国民はそう何度もだまされる物だろうか。タレント活動としては面白いが……ドクター中松と同じ?東京都知事選挙も、入れたい人が居なくて困りますね。石原は荒っぽいだけだし。もっと口では協調性のあるようなことを言いながら、実際には独断専行するべきなんだと思いますが…。ポピュリズムで売っている人にはそれは無理でしょうね。ていうか、それでは選挙活動ができんな。

 待ち時間を利用して
ツーカーの支店で充電できなくなった電話の電池だけ替えられるか掛け合う。対応してくれたおじさんはとても親切で、ろくに通話料も払っていないプリペイド契約者に対しても真摯に対応してくれたが、結論から言うと、私の使ってるような旧機種の電池の在庫はなかったのでどうしようもなし。電池にリフレッシュをかけてもらって少しだけ電池が持つようになったが、いずれ寿命は近いようだ。店頭に来る人のほとんどが「解約」というのは悲しい。
 
030323 まとまらない  
 ミリタリーマニアだから戦争を喜んでいると思われるのは心外ですが、そう思われるのがイヤで思ったことも書けないのもナンだと思ったのでやはり思ったことは書くことにしました。「反米だからこの戦争に反対」というのはどうかなと思いましたが、やはり「誰が何のために」というのは見過ごせないファクターではないでしょうか。そんなことはない、私は戦争には絶対反対だというあなたは、インドとパキスタンが、イスラエルとパレスチナが、アジアで、中東で、アフリカで、毎日のように毎年のようにやっている「戦争」に何かご意見はございますか。 それら全てについて一々「反戦」のプラカードを掲げてデモ行進した人であれば私は何も言いませんが、おそらく多くの人たちはそんな「小さな戦争」には興味を持たれないことでしょう。 そういう人たちが今回に限って「反戦だな〜」と思うのは、自分たちが戦争当事者だ(と思っている)からであって、平和主義者だからではありませんね(←別に責めるわけではありませんが、せめて意識しておこうと)

 パレスチナとイスラエルとか、インドとパキスタンとか、
毎年毎年、毎日毎日戦争をやってる国というのはどうなんでしょう。印パについては詳しく知りませんが、パレスチナとイスラエルはひどい物ですね。報道される「イスラエル軍に石を投げる少年」みたいな写真を見ると、やつら目が輝いてますよ。インティファーダだといってガキが喜んで石を投げていれば、そりゃイスラエル兵も石もて殺されるわけにも行かないから、撃ち殺しても文句は言えないですよね。そしてガキの家族は撃ち殺されれば、また恨みを募らせて目を輝かせて石を投げる。コトの始まりがイギリス三枚舌外交にあろうと、古代オリエント史にあろうと、泥沼の情況から抜け出すには、土地と、父祖の恨みと、宗教を捨てなければならんわけですが、おそらくそれらは彼らの人生全てでしょう。つまり、戦争が彼らイスラエルやパレスチナの人々の人生そのもの(←誤った三段論法?)であって、彼らから戦争を取り上げたら途方に暮れてしまうのではないでしょうか? つまり、No War, No Life みたいな。

 なんでも、
イスラム教徒の米兵が米軍基地を爆破したとか。やはり宗教は国や軍より上にあるわけで……と、人と話していたら「それではもうアメリカはイスラム教徒を徴兵できないではないか」と言われましたが、その通りでしょう。9/11のテロリストの意図はコトを宗教戦争に持ち込むことにあったと思いますが、そこでブッシュが「売られた喧嘩は買わねばならぬ」とか思ってしまった時点で、コトはテロリストの思うつぼ、ブッシュも神を持ち出して異教徒を先制攻撃。そうじゃないと思うのは勝手ですが、そうだと思うのも勝手なので、戦争をしたい宗教の人たちは「そうだと思う」に決まっていますよね。日本政府がこの戦争について賛成するべきでないのは、我々が平和主義者だからではなく(←それもあって良いですが)、我々はキリスト教徒でもイスラム教徒でも無いからなんですね(断言)。そろそろ日本政府は、アメリカでイスラム革命が起こった場合の対応について協議するべきでしょう。
 
030323  「もっけ 2  熊倉隆敏:著  講談社
 なまず〜(笑)
前作ほど「諭される」感は薄いですが、冒頭の「もくりこくり」がカッコイイですね。こーゆーデザインは好きです。あ、指輪の映画見なきゃ。 「荒俣宏氏おすすめ」というのも凄いが、荒俣宏を「お化け作家」扱いも凄い。
 
030323  「羊の歌 7  冬目景:著  幻冬舎
 完結しました。
完結するまでに出版社が三つも代わりましたが…。思いのほか綺麗にまとまっていて驚き。八重樫さんがかわいいです。ついに主人公に自分の血を与えるシーンなんかもう、もうダメ(笑) 千砂も今回はかわいいですね。ひとり水無瀬さんだけが可哀想ですが……。
 
030323  「ヨコハマ買い出し紀行 10  芦奈野ひとし:著  講談社
 いつも通りですかね。
 
030322 戦争ですね  
 ひとこと言わせていただけるなら、
ミリタリーマニアだから戦争を喜んでいると思われるのは心外です。いちおうコメント。
ちなみに私は反戦でも親イラクでもないが、反米なのでこの戦争には反対です(ぇ

 CIAの情報操作でなければ、
今回の戦争にはジャーナリストの従軍が許されているようである。もちろん(どちらのサイドから出た物にせよ)情報は操作されていると思わなければならないが、仮にこの戦争でアメリカが「ベトナムのトラウマ」から立ち直ってしまったとしたら、今後アメリカが戦争をためらう理由が無くなってしまうのではないかと、暗澹とした気分になる。

 私の記憶が確かなら、
CIAは大統領令によって要人暗殺を禁止されていたと思うのだが、戦争は良くて暗殺はダメというのはどういうモノだろう。暗殺できるのに、戦争をするのは、戦争をしたいから、と取るのは勘ぐりすぎだろうか。もちろん暗殺だって良くはないが…。 

 ラムズフェルトが
第二次大戦当時の爆撃と比較して、今回の爆撃は、技術の進歩によって軍事目標だけを精密にねらえるようになった、というようなコメントをしていたが、第二次大戦の空爆は民間人を標的とした攻撃であって、技術的問題から軍事目標だけを狙えなかったというような発言は容認できない。 これは今回の戦争には関係のない件ではあるが、そのような不適切な発言で弁解しようという態度はどう評価されるだろうか。
 
030321   
 いや〜、
ガンダムむかつきますね(笑) 今度は無人島でラブコメですか!

 商売としては分かりますよ。
ギャルで売ろう、ラブコメで売ろう、青春群像モノで売ろう、ロボットで売ろう、全部まとめてガンダムだ〜すごいだろ〜。
 ……そんなモノはGガンにしてしまえ (-_-"凸

 仮にも戦争アニメで、
敵兵同士が殺し合わない理由が、「ギャルとラブコメで売るため以外にない」という点が見え見えで隠そうともしないというのは何ですか? せめて二人が武器を失う情況とか、何か二人が殺し合わないだけの理由を設定するだけの手間も惜しいのですか?
エロゲーにでもしてしまえばいいでしょう

(かくいう私は、Gガンも見たこともなければ、エロゲーもやったことはありません。予断と偏見を持ってこの記事を書いております)
 
030320 知らない間に戦争が始まってしまった  
 昼起きて、
大学行って実験してネットを開いたら、戦争が始まっていた。それまで気がつかなかったし、誰も教えてくれなかった。それにしても、これほど何の感想もわかないとは思わなかった。

 なんつーか、
あの戦争って日本には関係ないんじゃないの? いや、不真面目で言ってるんじゃなくて本当に。 あんな所に非民主的な国家があろうと、その国がテロの温床であろうと無かろうと、その国をアメリカが潰そうと潰すまいと、日本の平和と繁栄にほとんど影響ないのではないかとさえ思われる。

 もちろん、そんなはずはないのだが…。
最近思うのは、日本政府の対応として、中東の国際情勢に対して「何の興味もないかのように振る舞う」という選択肢が有り得るのではないかということ。国際政治において「どちらの側につくかはっきりする」必要などないことは火を見るより明らかだが、なんとなく昨今の日本の政治や社会を眺めると、「どっちかはっきりしろ」という圧力が強いように見受けられる。でも僕は、なんでもハッキリさせるコトって嫌いなんだよね。 ハッキリさせることを強要されることは、なおさら嫌い。 北朝鮮とか中国とかって、実にハッキリした国家ですよね。 アメリカも多かれ少なかれ。

 曖昧さは日本の美徳ではなかったか
 
030319  「プラトーン    LD
 同じく中古500円で買ってきたLD。
Cross of Iron の投票でベトナム戦争物中トップの人気を誇るベトナム戦争映画。ただの反戦映画かと思っていたのだが(いや反戦映画には違いないのだが)思いのほかエンターテイメント的にも見せる映画だったので感心する。基本的にはベトナム反戦映画なので、米兵が悪行の限りを尽くす様子を延々と見せられて、終盤では共産軍のAKが出てくると正義の使者が登場したかと錯覚するほど。エリアス曹長が善人過ぎ、バーンズ曹長が悪すぎます。その点もうちょっとバランスとったら良かったのではないかと思わなくもないが……。ラストシーン間際の「真の敵は自分たちの中にいた」という主人公の独白は胸にしみるが、冷静に考えてみると、それでは犠牲になったベトナム兵はいい面の皮ではないかとか思ってしまうので、冷静に考えるな (^^;
 一兵卒として、主人公と共にベトナムのジャングルで泥にまみれて戦い、無能な指揮官の下で戦友を失い、そしてエリアスの最期に涙する。これはそういう見方をする映画だ。
 
030318  「アミテージ・ザ・サード 2  パイオニアLDC  LD
 なんとういか、
2時間の映画ならともかく、30分のアニメ一本に定価5900円を取ろうというビジネスモデルはそもそも無茶だったのではないか。作画も映画クオリティーではないし。どうせ中古300円だし、アミテージが可愛いから許すが。
 
030317  「アミテージ・ザ・サード 1  パイオニアLDC  LD
 中古300円で売っていたので購入。
内容はクラッシックな「人間とロボットの対立」みたいなコトを描いたSFアクション。時代を考えれば(94年)仕方ないかもしれないが、ストーリーも作画もちょっとヘボイ。とはいえへ、この手の懐かしいとさえ言えるSFアクション物や、一昔前の(本当に9年前だもんな…)キャラクターの造形(女の子が売りなんだけど、今みたいにそれが何人も居たり頭がおかしいのが売りだったりはしない)は割と好き。 考えてみればギャルアニメって昔はOVA の専売だったんだよな…。

 しかしですね、
1話を見た限りではまだ分からんのですが、人間そっくりの外見と、人間以上の能力を持ったロボットが「人間的な価値観」を持っていて「人間に引け目」を持っているなんて興ざめですよ。もうちっと誇りを持ってください。
 
030316  「ハサミ男  殊能将之  講談社ノベルス
 第13会メフィスト賞受賞作。
メフィスト賞受賞作を集めるのが趣味の先輩に借りた。

 ハサミ男は引用が好き。
ドイルやチャンドラーならともかく、カート・ヴォガネット・ジュニアを引用するミステリなんて初めて読んだ。いやしかし、書くことが全てネタバレになってしまうので、全て伏せ字で書かねばならんのだが、背景色で文字を書いてもはてなアンテナの詳細版がバラしてしまうので、たしょう行数を稼がねばならない。いや、まぁ別にそこまで気を遣う必要もないようなものなのだが、一般的な気遣いとして、やっぱりネタバレは避けたいモノである。とか何とか書いて、さすがにそろそろ良いだろうと思うので、いくつか改行を挟んでからネタバレに突入。
 
 
 
さて、もういいかな?
 
 いや、良くできた叙述トリックモノなのですが。
よく出来過ぎた叙述トリックはかえって読者反感を買うのではないかと思っていたんだけど、この小説に関して言えば、叙述トリックである部分は犯人捜しの根幹に関係ないところであるので、読者はだまされてもそれほど腹が立たないというのが、この小説の特徴であって、言うなれば、「あまりにもよく出来過ぎた叙述トリック」と言えるかなと言うのが一般的な感想。真犯人以外の人物描写は(壊れてない人もだけど、壊れてる人が特に)とっても魅力的で、余韻を残すような結末もクールで素敵。読んでない人はこんなネタバレを読むべきではないと思いますが、それでも問題なくお勧めできるでしょう。


 ファーストフード店で、
こんな本を広げて一人で時間つぶしをしている若い根暗そうな男を見たら、世の人々は本当にシリアルキラーの卵と思うかもしれませんね(苦笑)
 
030315 カメラと飲み会  
 PHOTO EXPO 2003と、
それとは全然関係ない飲み会に出席。

 PHOTO EXPO 2003 は、
入場者を登録制にしたり、有料モデル撮影会を用意したりして色々改善しようという努力は見られるんだけど、結局入場者の半数かあるいはそれ以上は各社が用意するモデルさんの撮影会状態。いや、別に良いんだけど。 写真よりカメラが趣味などと公言してはばからない私としては、やはりモデル撮影などに精を出していては立派なメカフェチとは言えないのではないかと思って我慢。←我慢なのか(苦笑)
 今回の目玉 Canon の普及価格(20万円弱)デジタル一眼レフカメラ EOS D10 は D60 の真っ当なリファインなので、立派です、D60 さえ買ってなければ買います。いや、お金さえあればそれでも買います。とても売れるでしょう。できれば同じ値段で性能アップの方が落ち着くんですが。我々としては D10 の後継機あたりを買えれば良い方でしょう。高すぎても安すぎても鼻白みますが。
 もう一つの目玉はコーワのデジカメ一体型スコープ(やっぱり予価20万円弱)。
プロミナーのスコープに、プリズムの代わりにクイックリターンミラーを組み込み、その背後にCCDを仕込んだという代物。ファインダースクリーンがないのでスコープとしては画像がクリアでよいのだけど、視度調節しないとマニュアルでピントが合わない。痛し痒しだけどアイディアとしては良いので、是非がんばって商品化してください。その次のモデルくらいのを買います……その時お金があれば(笑) コーワさんには楽しい商品を開発してもらって、そのうえ御土産までもらって感謝で一杯なのですが、コーワのブースにモデル撮影会というのは著しく落ち着きません(苦笑) 先着20名の御土産が残っていたということは、あの人だかりはほとんどモデル目当てかい。 個人的には、プロミナーはスコープも双眼鏡もデジタルカメラも、展示ブースもオリーブドラブ一色であってもらいたいと思います。
 それと、
暇つぶしによったプロカメラマンによる野鳥撮影ミニ講座では、講師撮影による今年のカレンダーをいただきました。ありがとうございました。

 飲み会に出席。
渋谷は子供が多くて落ち着きませんね。まぁそれはともかく。飲み会では病人をからかったり、先輩にからかわれたり、あろう事か病人にからかわれたりしました。

 ちょっと酒が入りすぎて、
何を喋ったか、あまりはっきりとは覚えていないんだけど、なんか病人に進化について説明していたような気がする。あの説明は正しかったんだろうか……嘘は言っていないと思うんだが……。で、進化に対する「誤った見方」はアザラシを捕獲して「自然に帰す」とは片腹痛い、というようなことに似ていると言って、だいたい同意を得たような気がする。最初は何の話だったんだっけ?
 二次会でも
もっぱら同じ先輩にからかわれ続けた気がするんだが、「実験の具合はどうだ」とか聞かれて(←そんなこと聞くなよ)「実験結果は出す物ではなく、出る物です」というようなコトを言ったような気がする。何も考えずに反射で答えている割には、思想に正しいことを言っているなぁ>自分。 でもそういうコト言っていると業績は上がらない気がする…。

 という感じで何がなにやら。
病人にもからかわれたので、「綾波原理主義」のなんたるかを説明したかったんだけど、あまりに気恥ずかしいので削除。
 
030312  「ジンクス・ショップへようこそ  上遠野浩平:著  電撃文庫
 ブギーポップシリーズの最新作。
もう13冊にもなるのか…。このシリーズもそろそろ終わりかな? だんだんシリーズとしての破綻が明らかになっているというか…。伏線が回収できる気配が無いというか…。物語の終盤でのある登場人物のせりふが妙に暗示的。

「……世界は、もう少し保つかもしれないぞ」

どうかな?
 
030311 遊びでやってんじゃないんだぞ  
 今日もガンダムの悪口です(笑)
ザフトの子供たちは私怨で戦争をやらないように。相変わらず「ガンダム&連邦軍無敵」で見るべきところなし。今回一番良かったキャラクターは、墜落前に積み荷を投下するザフト軍の貨物機パイロットさんです。今回一番悲惨なキャラクターは今シリーズ随一の「戦争っぽさ」をかもし出していたのに一撃で沈められてしまったザフト軍潜水母艦クルーの皆さんです。昔も今も、潜水艦の敵は飛行機……かぁ?

 しかしまぁ、戦争を描く気は全然無いようなので、そんなアニメよりも、今日見つけた戦争映画専門サイトでも見るか。う〜ん、見なければならない映画がいっぱいだ。しかし、下宿から歩ける距離にはビデオ屋がない。

 すとらとすふぉー
は、わ、宇宙人襲来なんですか。リアル路線SFと思ったのに荒唐無稽系か?それはそれとして、スクランブルとサイレンが好きという人は多いでしょう。私は好きです。しかし、それと「宇宙人襲来」が好きな人が重なるかどうか…。

 最新の社会情勢からひとつ。
横浜市内を流れる川は「自然」ではないというのか。あきれた思い上がりだ。
 
030310 エンジニア魂  
 自動車部品製造会社「デンソー」の新聞広告のコピー、

「環境をホントに解決するのは、議論ではなく、技術だと思う」

カッコ良すぎ!
 
030309  「HELLSING 5  平野耕太:著  少年画報社
 ふと思ったのだが、
使用するインク量が通常の漫画の二倍はあるんじゃないかと思うほど背景の黒い漫画だ。印刷所は迷惑かも(笑) なんか偏ってはいるがこれはこれで好き。 なんか、好きな人はみんな同じようなポイントを好きだろうから、あまり内容について感想を述べる必要も感じないのだが、バランスについていえば「神父」や「執事」をもっと見たい気も。 オヤジで売れる漫画家ですなぁ。
 
030308  「さらば、愛しき鉤爪  エリック・ガルシア:著  ソニーマガジンズ
 わははは。
これはもう「訳者あとがき」の冒頭の一語に尽きる。

「大馬鹿である」  と。

 そんな大馬鹿コメディーでありながら、ちゃんとハードボイルドなのが素晴らしい。う〜ん……しかし、ハードボイルドの要件って何だ? ハードボイルドにも色々あるからなぁ。
 
030305 AirH" PHONE  
 AirH" の端末に、
C-HTML ブラウザと、POP/SMTP メーラーがついたらしい。これは凄い。しかし「つなぎ放題」契約でもパケット通信料が発生するらしいのは凄くない。つなぎ放題ではないではないか。いや、良く読むとプロバイダ経由ではパケ代はとられないというようにも読める。どっちなんだ。

 とはいえ、アステルドットiは、大分前から同じことを実現している。しかし、時間課金というのはどうも…。というかアステルって他のキャリアに比べてシェアが1桁違うからなぁ…。シェアで切ってしまうのも可哀想だが…つぶれてしまったら何にもならんし…。

 話を戻してAirH" PHONE 対応の新端末。
パソコンとの接続が汎用の USB (A → b) というが素晴らしい。しかもこれで充電もできるというのが素晴らしい。私が MC-P300 から KX-HV200 に乗り換えたときに懸念した「電話機の側の電池が切れる可能性があるかも?」という問題が解決されているではないか。買い換えたばっかりだし、デザインもイマイチなので買い換えはしないが…。PHS は元々端末の種類が少ないので(データ通信線用端末は、最近やたらに増えたが)新機能が出るごとに違うメーカーから新機能対応の端末が出るという状態になっている。このUSB接続は、次の新機能対応端末(次の新機能に対応した次の新端末)を出すメーカーさん(京セラ→九松→三洋→九松→日本無線、と来たから……京セラとか?)にも採用してもらえると良いが。